困ったときは Googleで調べると答えが返ってく…といっても過言でないほど Google Searchが便利になってきました。ここでは、ワードのお勉強を通して、Googleの便利技に触れます。
ワードにサンプルのテキストを入力する方法を調べます。Google Searchの検索文字入力エリアに次のように入力して「Enter」キーを押すか「検索」ボタンをクリックします。
ワード␣サンプルテキスト
注: ␣は1個の空白を示します。
ここで、2つの言葉の間に空白を入れたのは、「ワード」についての「サンプルテキスト」という関係を表します。“意味範囲の大きい用語”を先に入力し、続いて“空白”を入力し、“関係する用語”を続けます。(ためしに、「サンプルテキスト」だけで検索するとワードを使わない方法が見つかります。)
検索リストから、それらしい記事を探すと、ワードを開いて
=rand()と入力してEnterキーを押す
と、サンプルの文字が自動的に入力されることがわかります。rand()だけではサンプルテキストは入力されず、その前に = が必要なことも体験できます。また、記事を読んでいくと
=rand(p,l)
p: 段落の数
l: 段落内の行数
であることもわかります。pとlに何も入れないとp=5、l=3です。(行数は余白の取り方で変わります)
普段、私たちは「段落」をそれほど気にしません。Google Searchの検索文字入力エリアに次のように入力して調べてみましょう。
段落とは
用語の意味を調べたいとき、用語の後ろに「とは」を付けて検索します。検索されたサイトの中に次のような記事があります。
「段落」とは、読み手に分かりやすい文章を書くためには欠かせない要素のようです。
検索するときに、
ワード␣段落とは
と入力して検索してみると、ワードを使う上での「段落」の意味を解説したページが見つかります。
Google Searchの検索文字入力エリアに次のように入力します。
ワード␣段落間隔
注: ␣は1個の空白を示します。
検索リストから、それらしい記事を探すと、いくつかの方法が見つかります。記事にはMacユーザーに向けて書かれたものや、段落ではなく行間について書いた記事も混ざっていて、注意が必要です。いくつかの記事を読み合わせてみると、段落間隔を設定するにはいくつかの方法があることがわかります。
(1)デザインタブの「段落の間隔」ボタンで設定
(2)レイアウトタブの「段落」グループで設定
(3)ホームタブの「行と段落の間隔」ボタンで設定
(4)ホームタブの「段落」グループの「ダイアログボックス
起動ツール」をクリックして設定
Google Searchの「検索オプション」を使ってみましょう。まず、画面右下の「設定」をクリックします。
開いたメニューで「検索オプション」をクリックすると、次のような画面が開いて、検索条件を細かく設定できます。
上の画面では「すべてのキーワードを含む」に“ワード”、“行数”、“行間”の3個のキーワードを空白で隔てて入力し、「詳細検索」をクリックして検索しています。この場合、この3個のキーワードのすべてを含むページが検索されます。
一方、上の画面では「いずれかのキーワードを含む」に“行数OR行送りOR行間”のように、3個のキーワードを“OR”で隔てて入力し、「詳細検索」をクリックして検索しています。この場合、この3個のキーワードのいずれかを含むページが検索されます。
検索されたページ内で、検索キーワードがどこに使われているかを探すにはつぎのようにします。
(1)Ctrlキーを押しながら F キーを押す
(2)文字入力エリア(下図の赤枠)が表示されるので
調べたいキーワードを入力するとページ内のキーワードが黄色で表示される
(3)キーワードが複数使用されているときは、< や >ボタン
で移動できます。
Google Searchの画面を開くと、「Google検索」と「I'm Feeling Lucky.」という2つのボタンがあります。「I'm Feeling Lucky.」とは「おまかせ」といった意味です。しかし、「I'm Feeling Lucky.」ボタンを押そうにも、入力エリアが左上に飛んでしまうことがあります。
飛ばないようにするには
(1)右下の「設定」をクリック
(2)「検索設定」をクリック
(3)「グーグルインスタント検索の予測」の項目で
「インスタント検索の結果は予測しない」を選択
(4)画面一番下にある「保存」をクリックします。
左の「Google検索」ボタンをクリックすると検索リストを表示し、右の「I'm Feeling Lucky.」ボタンを押すと検索リストを表示しないで検索リストの一番上のサイトを、“おまかせ”で表示します。
「グーグルインスタント検索の予測」や「インスタント検索の結果は予測しない」の部分の日本語が分かりにくいですね。Googleは外国の企業であり、もともと画面は英語で作成されています。「ただちに表示」とか「おまかせで表示しない」としてくれると少しは分かりやすいのですが。
ここらで一休み。 Google Searchで“一回転”と入力して検索してみましょう。「I'm Feeling Lucky.」ボタンが押せないときは検索リストの最初のサイトをクリックしてみます。
「一回転」を検索した結果のページには、Googleの技術者たちの遊び心がたくさん見つかります。