格安スマホをインターネットで購入する場合は以下のようにします。事前に用意するものは以下の3点です。
まず、ショップに行ってMNP予約番号をもらいます。これまでのスマホの電話番号を新しいスマホに引き継ぐための手続きです。(ケータイやスマホに「各種手続き」などがあれば、そこから通話で番号を取ることもできます。)
新旧スマホの名義人と同じ名義のクレジットカードを用意します。そして購入手続きの中で氏名・住所を画面に入力しますが、それらを証明する書類を用意します。今回は免許証を用意しましたが、SIMの会社によって保険証なら補助書類として住民票を要求されることがあります。
手続きの最後の方で、証明書類の写真画像を送信する必要があります。そのために事前に免許証などの写真画像を用意しておきましょう。パソコンの画面の上部に付いているカメラの前に免許証をかざして撮影し、画像ファイルを作成することもできます。
手が震えてピンボケにならないように注意します。
SIMカードを販売している会社が格安スマホとSIMをセットにして販売しています。SIMを販売している会社のホームページから購入できます。いくつかの購入サイトを挙げておきます。
SIMの会社を決め、その会社のホームページで販売しているスマホ(端末と呼ばれます)の中から気に入ったスマホを選びます。シニアがスマホを選ぶとき次のような点も判断材料になります。
ここでは、Biglobe社のSIMとOppoのスマホ本体を選び、購入手続きを進めました。 Biglobeのサイト(2020年2月)から、購入したい機種の下にある「この端末を申し込む」をクリックして手続きを始めます。
画面の上部には下の画像の様に、手続きの進み具合が表示されます。オプションなどを追加すると点線で囲んだ部分に月々の料金が加算されていきます。
主な入力項目は次のようです。
「次へ」をクリックすると入力したメールアドレスにメールが送られてきます。そのメールに記載されたリンクをクリックして開く画面で手続きを進めます。(手続きを進めるなかで、「未記入の項目があります」などと表示されたら、電話番号などを全角で入力していないか、Biglobeからのメールが届いていないかを確認します)
最後に、免許証などの書類の写真を送ります。写真はディジカメやケータイで写真を撮って、画像ファイルをパソコンに送っておきます。
これでインターネットからの購入手続きは完了です。センターの方で入力した住所/氏名などを送信した本人確認書類の画像で確認できれば下の写真のような物品が配送されてきます。
インターネット接続にOCN光を利用している方はOCNモバイルONEのSIMを契約すると月々のスマホ利用料が安くなります。
しかし、OCNモバイルONEの開通手続きはわかりにくい。スマホとSIMが届いてからIIJやBiglobeでは音声はすぐに、データはAPNの設定をすればすぐにつながります。OCNモバイルONEでは、まず、自分で「MNP開通手続き」が必要です。
「MNP開通手続き」の中で、インターネットでの購入手続きの中では目にしなかったメールアドレスとパスワードを使用して指定されたサイトにログインしなければなりません。特に、必要情報をメールで受け取らず書面で受け取るようにしたときは、書面が届くまでログイン情報がわからず「MNP開通手続き」ができません(急ぐときは、OCNテクニカルサポートに電話して教えてもらいますが、一筋縄ではいきません)。
設定の内容自体はしっかりしており、それほど面倒ではないのですが、同梱されている説明の書き方がユーザーサイドに立っておらず、ことさら難しく感じてしまう所があります。また、チャットや電話でカスタマーズフロントに問い合わせても的を得た回答が得られませんでした。OCNはユーザーサポートの点ではかなり大企業病が進行していそうです。OCN光のユーザー特典を利用しないならBiglobeやIIJの方が格安スマホの開通手続きはシンプルで親切です。