これまで書きためた操作手順を活用するために、目次と索引を作りましょう。まず、ファイルの先頭にページを追加し、そして目次と索引を作成します。その後、操作手順を書き加えた時の目次と索引の更新の方法をみていきます。
一度、目次と索引の作り方を体験しておけば、自分史などの大作を作成するときにも役立ちます。
「パソコンを使いやすくする.docx」を開き、次のようにして2ページを追加します。先頭のページには目次を、2ページ目には索引を挿入します。
① 1ページの一番上の行の左端でクリック
② 「挿入」タブをクリック
③ 左端の「ページ」グループの「ページ区切り」をクリック
④ もう一度「ページ区切り」をクリック
新しくできた先頭ページの先頭行の左端でクリックしてカーソルを置きます。
① ホームタブの「段落」グループの「中央揃え」をクリック
② フォントを「MS Pゴシック」サイズを18ポイントに設定
③ “目次”と入力
④ 「Enter」キーを押す
⑤ ホームタブの「段落」グループの「左揃え」をクリック
⑥ フォントサイズを12ポイントに設定
⑦ 「参考資料」タブをクリックし、「目次」をクリック
⑧ 「ユーザー設定の目次」をクリック
⑨ 全般の「書式」をフォーマルに設定
⑩ アウトラインレベルを2に設定
⑪ 「OK」をクリック
説明や手順の中に、日ごろ馴染みのない用語があれば索引に拾っておきましょう。索引を眺めて知識の整理に活用できます。
● 索引を登録する
① 索引に登録したい文字列を選択する
② 「参考資料」タブをクリックし、「索引登録」をクリック
③ 登録(メイン)の右に読みが表示されていないとき入力
④ 「登録」をクリックし「閉じる」をクリックする
⑤ 以上の操作を繰り返して登録を続ける
※ 索引を登録すると、その文字列の後に制御情報(フィールド)
が表示されますが、印刷はされません。また、ホームタブの段落グループの「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリックすれば消すことができます。
● 索引を挿入する
① 2ページ目の先頭行をクリックしてカーソルを置く
② “索引”と入力
③ スタイルの「見出し1」をクリック
④ ホームタブの「段落」グループの「中央揃え」をクリック
⑤ 「Enter」キーを押す
⑥ ホームタブの「段落」グループの「左揃え」をクリック
⑦ 「参考資料」タブをクリックし「索引の挿入」をクリック
⑧ 「書式」を“フォーマル”に、「段数」を“2”に設定
⑨ 「OK」をクリック
操作手順を追加したり、記載順を変更したり、タイトルを変更したりしたときは目次を更新します。
① 目次のエリアでクリックする
② 「参考資料」タブをクリックし、「目次の更新」をクリック
③ 目次をすべて更新かページ番号だけを更新かを選ぶ
④ 「OK」をクリック
操作手順を追加してあたら用語が加わったら索引に登録し、索引ページを更新します。
① 索引のエリアをクリックする
② 「参考資料」タブをクリックし、「索引の更新」をクリック