3.充電できない
9. らくらくフォンの裏側
10. スマホ乗り換え作業の注意点
11. ある人に電話するとすぐに切れる
12. スマホでYahooメール設定
14. Lineをパソコンで
15. iPhoneとAndroid
16. Lineのグループ通話
17. 屋外でLineができない
19. スワイプでホーム画面が変わらない
スマホのアプリを立ちあげて使い終わり、次のアプリを開く…という普段の使い方で、スマホには「履歴」がたまっていきます。「履歴」ボタンをタップするとたまっている履歴を確認できます。
履歴ボタン
履歴から、以前に使ったアプリを素早く立ち上げることができて便利です。しかし、履歴の中にはめったに使わないアプリもあります。過去に開いたアプリを大事に「履歴」に残しておくとスマホのメモリーを圧迫して速度が遅くなります。たまに「履歴」ボタンをタップして不要なアプリの右上の✕で消しておきましょう。
ホームページの中には会員専用ページのようにログインして閲覧するページがあります。特に、会員ごとにIDコードが与えられている方式のログインページは寿命があります。ログインして数十分間アクセスがないとログインをキャンセルします。スマホの「履歴」からログインページにアクセスするとログインしてない状態なのでページを閲覧できません。
履歴ボタン
そのようなときは、ログインする直前のページを表示させておき右上隅の「詳細」ボタン(縦に点が3つ並んだボタン)をタップし「ホーム画面に追加」を選んでホーム画面にアイコンを作っておくのが便利です。ログインアカウントはスマホが覚えているので都度入力の必要はありません。この “ぱそこんのぱ” のサイトも「ホーム画面に追加」していただけると嬉しいです。
詳細ボタン
スマホに電源アダプターを接続してコンセントに差すと、私のスマホでは左上に赤いランプが点灯し、充電中であることがわかります。これが、何かの拍子に赤いランプがつかないことがあります。この状態ではいつまで経ってもスマホは充電されません。
この様なときは、スマホの電源ボタンを長押しし「電源を切る」を選んで電源を切ります。1分ほどおいて電源ボタンを長押しして電源を入れます。このようにするとスマホのソフトが初期状態になります。この状態で充電すると充電中の表示になり充電が進みます。
スマホのケーブル端子は「充電」の他に「画像などをパソコンに転送」するのにも使います。ケーブル端子の使い方をソフトで切換えています。何かの拍子に画像転送をする状態にセットされると充電できないことになります。ソフトの初期状態では端子は充電モードです。ソフトの状態を初期化するには一度電源を切って入れ直す必要があります。(再起動でも同じと思えますが、電源を切って1~2分放電させてから電源を入れ直すのが確実です。)
パソコンにスマホをつなぐと次のような画面が出て、「充電する」のか「画像などのファイルを転送する」のかを尋ねる画面が表示されます。正常ならこの画面で切換えるのですが、何かの間違いで知らなないうちに「画像などのファイルを転送する」モードになってしまうことがあるようです。
Android 7.0からマルチウインドウ機能が使えるようになり、スマホの画面を2つに分けて2つのアプリを上下に表示できるようになりました。アプリを1つ開いておき、スマホ画面の上から2回スワイプすると「クイック設定」画面が表示されます。「マルチウインドウ」ボタンを見つけてタップするとブルーの表示に変わりマルチウインドウモードになります。開いていたアプリが画面の半分に表示され、残りの画面にもう1つのアプリを表示できます。(マルチウインドウ機能をサポートしていないアプリがあるようです)「マルチウインドウ」ボタンは「クイック設定」画面の2ページ目にあるかもしれません。
マルチウィンドウ機能が正に機能したのは次のような場合でした。Edgeアプリをインストールしようとしていました。初期設定の段階で本人確認のためにスマホの電話番号の下四桁を入力し、ショートメールで送られたコードを入力する場面です。通常のシングルウィンドウでショートメールを開くと、肝心の初期設定中のEdgeアプリが消えてしまい設定を継続できません(履歴に残りません)。マルチウインドウモードにしてEdgeアプリとショートメッセージの両方を開いておいて事なきを得ました。
SMS(ショートメッセージ)は携帯番号が分かればメッセージが遅れる仕組みで大変便利です。PCの画面で見ている情報やURLをショートメッセージで伝えたいとき、PCからSMSが送れると便利です。次のページに解説が書かれています。慣れたら下のリンクの方が便利です。
電話をかけたり、電話を受けたりすると画面が黒くなり操作できなくなったら、液晶保護フィルムを疑ってみましょう。
電話に出るためスマホを耳に当てると液晶画面を表示しない(黒くする)ようになっています。スマホを耳から遠ざけると画面が明るい表示に戻るのが正常です。しかし、スマホを体から遠ざけても画面が黒いままだと異常です。液晶保護フィルムがそのスマホに合っていないと、スマホは、あなたが耳から離してもまだ耳に当てていると勘違いするようです。
このままでも通話には支障はないのですが、電話を切るときにまごつきます。設定/ユーザ補助にある「電源ボタンで通話を終了」をオンにしておくと、画面操作ができなくても電源ボタンを押せば通話を切ることができます。通話中にスマホを操作できないと何かと不便でありカメラのレンズあたりから保護フィルムを剥がしてみてテストしてみましょう。特に、厚手のガラス製フィルムで近接スイッチが誤動作するようです。
スマホを充電するときに使うケーブルを用意し、電源プラグとケーブルを分離します。
スマホによっては電源プラグをケーブルから分離できないものもあります。その場合は、USBケーブルを購入できないか調べてみてください。
電源プラグ側の端子をパソコンのUSB端子に接続し、他端はスマホに接続します。パソコンの電源を入れるとスマホに次のような画面が表示されます。
「写真を転送」をタップします。これで、スマホの中味をパソコン側で見ることができるようになります。パソコンでエクスプローラを開きます。
エクスプローラの左ペインのPCの中に接続しているスマホの形名が表示されます。形名をダブルクリックすると次のような画面になります。
赤枠で囲んだ部分をダブルクリックして開きます。
DCIMフォルダーをダブルクリックして開きます。
スマホで撮影した写真はCameraフォルダーにあるはずです。
取り込みたい写真のアイコンの上でマウスの右クリックし、開いたウィンドウで「コピー」を選びます。エクスプローラで、その写真を保存したいフォルダーを開き(あるいは新しくフォルダーを作って)、マウスの右クリックで「貼り付け」を選ぶと写真がパソコンに取り込まれます。
終了するときはエクスプローラを閉じ、ケーブルを外します。
「かんたんケータイ」で撮った写真をパソコンに取り込みたい…。SDカードが抜き差しできる携帯なら簡単なのですが、特に「かんたんケータイ」では、ケータイの奥の奥にmicroSDカードのスロットが用意されています。ケースを開けて電池を取り外して…と「かんたん」ではありません。また、震える手ではケータイを壊してしまいそうです…
比較的「かんたん」な方法はケータイから写真を添付したメールを自分宛てに送ってパソコンで受信し、パソコン内のフォルダに保存して利用する方法です。
まず、自分宛てにメールを送るために、ケータイの電話帳にPCで受信できるメールアドレスを登録します。ケータイのメールで...@docomo...や...@ezweb...のアドレスは、それこそ簡単にはパソコンで受信できません。
ケータイから送ったメールが無事、パソコンで受信できたからといって、それで終わりではありません。添付された写真をワードに貼り付けるとか、印刷するなら、パソコンのフォルダに保存するようにしましょう。うっかりメールを消してしまっても、大切な写真は残ります。パソコンの役目の1つは データの貯蔵庫です。
スマホの「連絡先」アプリに連絡先を新規に登録するには次のようにします。まず、「連絡先」アプリをタップして開きます。画像が小さくて見ずらいときは画像をクリックすれば大きく表示します。閉じるときは右上端の✕をクリックします。
1.新規の連絡先を登録するので右下にある + をタップします。
2.Googleをタップします。これから入力する連絡先が、スマホと同じGoogleアカウントでログインしているパソコンでも利用できるようになります。
3.ここで名前を入力しても良いのですが、後の面倒を避けるため、赤丸を付けた小さな▼をタップします。
4.①姓 ②名を入力します。
名前の後ろに「様」などの敬称を付けるには「敬称(名前の後)」をタップして入力します。
③の赤丸を付けた小さな▼をタップし、「よみがな」の入力に続きます。
5.姓と名の「よみがな」を入力します。
「よみがな」を入力しておくと、連絡先を❝あいうえお順❞に並べてくれます。
入力したら「よみがな」の画面を閉じるため赤丸を付けた▼をタップします。
6.「別のフィールドを追加」をタップします。
7.電話番号を登録するなら「電話番号」をタップします。
8.電話番号を入力し、その右横の電話の種別を確認します。④ 自宅の番号も登録するには「新しく追加」をタップします。
⑤ メールアドレスや住所などを登録するには、その都度「別のフィールドを追加」をタップします。
メールアドレスが2つあるような場合は、1つ目のメールアドレスを入力したら「新しく追加」をタップします。
⑥ 登録が終われば ✔ をタップします。
9.⑦ 登録した連絡先は、鉛筆マークをタップして編集できます。
⑧ 電話マークをタップすると電話をかけることが出来ます。
⑨ モバイル端末(移動できる電話)にはこのマークが表示され、タップするとショートメッセージを送ることが出来ます。
らくらくフォン、あんしんスマホ、かんたんスマホなどの名称で、シニア向けスマホが販売されています。パソコンや機械の操作が苦手というシニアには好評です。
その、らくらくフォンから格安スマホに移行したい方のサポートをして、「らくらくフォン」の裏側を見る機会があり、ビックリの数々を体験しました。
らくらくフォンは、本体と充電器と電源接続のためのプラグで構成されています。シニアが使いやすいように、シニアには不要な機能を省き、シニアの直感で使えるスマホを目指して研究・開発されたものと信じます。
料金の安い格安スマホに変えたいという方のサポートを前に、らくらくホンの持ち主にはスマホ・ショップで電話帳をUSBメモリーに書き出してもらうように頼んでありました。しかし、さまざまな事情で書き出してもらえずに格安スマホへの移行の日を迎えてしまいました。そこから、ビックリの数々が始まります。
(1)電話帳を書き出せない
らくらくフォンの電話帳のメニューには「電話帳のエクスポート」がありません。スマホ・ショップで新しスマホを買えば電話帳を移行してもらえるのでしょうが、他社のスマホへの電話帳移行サービスにはショップは消極的のようです。
(2)USB接続できない
らくらくフォンの充電は、上の写真に示すプラグをコンセントに差し込んでおき、らくらくフォン本体を充電器に差込む方式です。通常のスマホの場合、充電器とスマホを結ぶケーブルの充電器側を外してパソコンなどのUSB端子に接続できるようになっていて、写真などをパソコンへ送ったりできます。らくらくフォンの場合、ケーブルは外れず、パソコンとUSB接続できません。
(3)WiFiが使えない(WiFi機能がない)
それならWiFiはどうか?と調べてみると、らくらくフォンにはWiFi機能がありません。らくらくフォンでは、電話回線を解約してしまうと外部に写真などを送ることが出来なくなってしまいます。
震える手で充電ケーブルをスマホに接続す作業は高齢者には大変です。コネクターを壊してしまうこともあるでしょうから、スマホ本体を充電器に落とし込む方式を採用したことは理解できます。しかし、電話帳を書き出せず、また、解約後は外部との接続が一切できないのは、行き過ぎの様に思います。Androidの標準仕様に慣れた人がサポートするのが困難と思えるメニュー構造になっています。困ったときはショップに行くかリモートサポートを受けることになります。
冷静になって考えてみると、「らくらくフォン」の最大の特長は、操作に行き詰まったら遠隔サポートで操作を教えてもらえることです。スマホに遠隔サポートのためのソフトウエアを組み込むための場所を確保するため、シニアには不要な機能のソフトウエアを削除したことは考えられます。また、遠隔サポートの範囲を限定し、余分なサポートは避けるために削除できる機能は極力削除したいでしょう。その結果、標準スマホに慣れている人が「らくらくフォン」をサポートしようとすると腹立たしいことがいろいろ見つかり、「囲い込み」といいたくなります。
周囲にスマホの操作を聞ける人がおられる場合は、あえて「らくらく」を求めず、標準スマホにすべきと思います。また、シニア向けのスマホでも、WiFi機能が付いているものも発売されています。スマホの写真をパソコンに入れる方法などを確かめて購入したほうがよさそうです。
らくらくフォンの画面をAndroid風に変更するアプリがあるようです。試してはいませんが。
格安スマホの簡単モード
格安スマホのある機種では、設定/特別モード/簡単モード とたどると「簡単モード」に設定できます。簡単モードの説明には「文字やアイコンが大きく表示され、よく使う機能を簡単な操作で利用できます」とあります。
このように、格安スマホでもシニア向けの画面に切り替えることが出来ます。
標準モード
簡単モード
また、格安スマホは電話回線の契約を解除した後もWiFiやUSBケーブルで外界とつながります。ただ1つの欠点は、充電のたびにケーブルを抜き差しする必要があることですが、コネクターの向きを気にしなくていい機種を選べばこのハードルはそれほど高くはないと思えます。
格安スマホを購入したら、SIMカードを挿入しスマホの電源を入れます。この作業は、もしうまく立ち上がらないようなことがあれば駆け込めるように、格安スマホの購入店近くで作業します。
スターバックスなど、無料WiFiが使え、電源コンセントがあるカフェを選ぶことになります。ケータイから格安スマホにする場合は問題ないのですが、スマホから格安スマホに乗り換えるとき、「古いスマホのデータを新しいスマホに転送する」を選んでしまうとトラブルのもとです。
WiFi電波事情で転送が思うようには進みません。電波が途切れることがあるのか、ハングアップ状態になってしまうことがあります。自宅のWiFiのもとではすぐに済む転送ですが、転送途中で止まると最悪、セットアップをリセットしなくてはなりません。
良質なWiFiを利用できないときは「古いスマホのデータを新しいスマホに転送する」を選ばないで「新規セットアップ」を選ぶ方が賢明です。格安スマホの初期設定を済ませたうえで、古いスマホのデータを移します。
スマホやケータイから、ある特定の人に電話をかけると、つながったかと思うとすぐに切れてしまうことがあります。これは、その相手のスマホやケータイで、あなたの番号をブロックリストに登録しているからかもしれません。相手は、意識してあなたをブロック(着信拒否)しているわけではなく、スマホやケータイの操作に慣れないために誤った操作をしたからかもしれません。固定電話などの別ルートで連絡を取って
ブロックリストを調べてもらいましょう。
以下は、操作の一例です。相手のスマホで電話アプリを立ち上げ、下の画像の赤丸を付けた横3点ボタンをタップし、「ブロックリスト」を開いて操作します。
「メール」アプリや「Gメール」アプリにYahooメールのアカウント設定をしようとするとはねられることがあります。ブラウザーでYahoo Japanを開きメールにログインできるアカウントIDとパスワードでも、それと同じアカウント情報をアプリに入力しても拒否されることがあります。ブラウザーでメールの送受信ができるからいいようなものですが、ブラウザーは様々なことが出来る分、使いにくいようです。
ブラウザーでYahooメールにログインして右上にある「設定・利用規約」をクリックし「メールの設定」をクリックすると、メールに関してさまざまな設定ができます。
あれやこれやの設定をしてみて、「メール」や「Gメール」アプリでログインを試みますが、うまくいきません。ただ、ブラウザーでYahoo Japanサイトでログインが成功しているとき、「Yahooメール」アプリをインストールすると、今までの苦労は何だったのか!と思える結果が待っています。
① Google Playで「Yahooメール」アプリをインストールします。
② 「アカウント設定の完了」で「次へ」をタップします。
最後に「スキップ」をタップすればYahooメールがすぐに使えるはずです。1つのメールアプリでアカウントを切換えようとするより、それぞれのプロバイダーが提供するアプリを使った方がはるかに労力が軽減できます。(そのスマホで、Yahoo Japanのログインが成功している場合)
Androidスマホを立ち上げると下図の①のようなGoogle検索窓があります。スマホの機種によって形状は違うでしょうが、検索したい語句を入力して検索するための窓です。
図1 Androidスマホのホーム画面の一例
この検索窓から検索すると、「検索」はできますが「ブックマーク(お気に入り)」に登録したり「ホーム画面に追加」したりできません。一方、上図の②をタップして開く画面で検索すると「ブックマーク」や「ホーム画面に追加」ができます。
図2 クロムのメニュー
上図は図1の②のインターネットを見るアプリ(クロム)を立ち上げ右上の縦3点ボタンをタップしてメニューを開いたところです。メニューには「ブックマーク」や「ホーム画面に追加」があることが分かります。「ホーム画面に追加」は、よく使うwebサイトのアイコンをホーム画面に作る機能です。また、メニューには「PC版サイト」があり、スマホでありながらPC版のレイアウトで見ることができる機能です。
図1の①は簡易的な検索窓です。これを、クロム(Chrome)で検索できるように変更できます。
まず、変更方法を練習してみましょう。ホーム画面の空きがある部分で長押しして指を離すと次のような画面が開きます。
図3 ホーム画面の管理
「ホーム画面の管理」が開くので「ウィジェット」をタップします。
スマホによっては「ガジェット」と表示されているかもしれません。「ウィジエット」も「ガジェット」も目に見える形で何かを表示するソフトウェアです。地域の天候を表示しているのも「ウィジエット」が動作しています。
図4 ウィジェット
「ウィジェット」の選択画面が開くので「Chromeで検索」を長押しします。ホーム画面が現れるので「Chromeで検索」ウィジェットを表示する部分へドラッグして指を離します。
図5 削除するには
張り付いた「Googleで検索」ウィジェットの機能を試してみましょう。検索したページを「ブックマーク」したり「ホーム画面に追加」できます。
せっかく追加したウィジェットですが、削除する方法も試しておきましょう。ウィジェットを画面上部の中央付近へドラッグすると赤い文字で「削除」と表示されます。その部分で指を離す(ドロップする)とホーム画面から削除できます(ウィジェットそのものが削除されたわけではありません)。
Chromeで検索」ウィジェットが気に入ったらホーム画面のトップにある検索窓(図1の①)を「Chromeで検索」ウィジェットに変更してみましょう。
① 図1の①(「Search」ウィジェット)を画面上部中央にドラッグ
② 削除の文字の上で指を離す(ドロップする)
③ 削除して空白になった部分を長押しする
④ 「ウィジェット」をタップする
⑤ 「Chromeで検索」ウィジェットを探して長押しする
⑥ ホーム画面が表示されるので表示位置を決めて指を離す
図6 ウィジェットの変更
元の検索窓の姿に戻すには、上の手順のステップ⑤で『「Search」ウィジェットを探して長押し』します。
Lineは主にスマホで利用するアプリですが、パソコンで利用することもできます。パソコンでコピーペーストしてトーク画面に貼り付けるなどに便利です。まず、パソコン側にLineアプリをインストールしておきます。
パソコンでLineを利用するときは次の様にします。
これでパソコン側でLineを操作できます。終了するときはパソコンのLineウィンドウを右上端の✕ボタンをクリックします。
1 上の手順3で一般のQRコードアプリで読み取ったとき「ブラウザーで開く」をタップします。Lineのホーム/自分/プロフィール/QRコード/QRコードリーダーで読み取ると直ちにログイン画面が開きます。
2 パソコンでLineを操作するときは、当然ですがカメラやスピーカー、マイクはパソコンのものを使います。
スマホにはiPhone系とAndroid系があります。iOSとAndroidという基本ソフトの違いです。
iPhoneはApple社の製品で、Apple社は音楽やビデオなどエンターテイメントのコンテンツも販売しています。購入したコンテンツはiPhoneやiPad、iPodあるいはMacintoshコンピューターに保存できます。これらiOS系のデバイスから、購入したコンテンツを自由に取り出してコピーなどができないようになっています。iTunesというアプリやiCloudを介してコンテンツを移動できますがWindowsパソコンなどのフォルダーへは自由に移動はできません。つまり、フォルダーのガードは厳しく管理されています。
一方、AndroidはGoogle社の製品で、iPhone系にみられる厳しいフォルダー管理はされません。一般にファイルは自由にフォルダー間を移動できます。Bluetoothという近距離無線を使ってデバイス間でファイルの転送ができますが、iPhoneではBluetoothを利用できません。
音楽やビデオなどを楽しむにはiPhone系が優れているでしょうが、スマホやWindowsパソコンとの間でも自由にファイルのやり取りをして、スマホを生活のツールにするにはAndroid系が優れているといえるのではないでしょうか。
Lineで 複数の人を登録しておくと(Lineグループを作成しておくと)、登録メンバー全員にトークメッセージを送ることができるほか、グループ通話ができます。
グループ通話をするには、まずトークメッセージでメンバーにグループ通話をする日時を知らせておきます。その時刻になればメンバーの誰かが、そのLineグループでLine電話をかけます。すると残りのメンバーの画面には次の様に表示されます。このとき、着信音はなりませんのでメンバーはLineグループの画面を開いて待ち受けます。
「参加」をタップすればグループ通話に参加できます。
通話にはマイク付きイヤホンを使うと便利です。スマホを購入したときに添付されていたはずです。
赤丸を付けた部分がマイクです。スマホを机に置いて通話すると、マイクが周囲の音を拾い他の人には聞きづらいものです。テレビの音なども消しておきましょう。
外で電話はできるけれど、Lineやメールが通じない…ときがあります。
スマホの枠の上端から画面中央に向かって指を動かします(スワイプします)。すると、次のような画面(機種によって: 通知パネルあるいはクイックアクセス画面)が開きます
機種によって画面の様子は違います。別の機種では通知パネルの1枚目に「データ通信」ボタンがあります。
画面が開いたら、もう一度下に画面をスワイプします。クイックアクセス画面を広げるためです。
モバイルデータあるいはデータ通信というボタンを探します。このボタンがブルーではなく、その左横の懐中電灯のようにグレーになっていませんか?
スマホを外で使うときは一般に電話回線でインターネットとつながります。電話回線は、細かくいうと、通話のための通話回線とLineやメールのためのデータ回線(モバイルデータ回線)でできています。このデータ回線をオン/オフできるようになっています。
「モバイルデータ」のボタンはデータ回線を使うかどうか、オン/オフするスイッチです。グレーだとオフでデータ回線を使わない設定になっています。
外でLineやメールが使えないのは、電話回線のうちのデータ回線がオフになっているからと思えます。説明書があれば、データ回線・モバイルデータ回線についての説明を読んでみましょう。
クイックアクセス画面を見たついでに、以下のことも確かめておきましょう
赤丸を付けたBluetooth(ブルートゥス)がオンになっているとバッテリーを消耗するといわれます。使わないときはオフ(グレー)にしておきます。
Bluetoothは近距離無線通信のことで、パソコンや別のスマホと、ケーブル接続をしないで写真などを送ったり受達する機能です。ケータイの時代の赤外線にあたります。スマホで撮った写真をパソコンにBluetoothで送ってみましょう。
iPhoneやiPadで撮った写真をWindows系アプリに取り込めないことがあります。これは、これらのデバイス(iOSデバイス)では高効率なファイルフォーマット(HEIF)が標準で使われるようになったからです。このフォーマットは高画質のままで画像サイズが小さいのが特長です。
iOS系デバイス以外では画像ファイルの拡張子は.jpgや.pngですが、iOS系の標準では.heicになっています。Windows系のアプリで拡張子が.heicのファイルを扱えない場合があります。
Windows系デバイスとの互換性を保つために、iPhoneやiPad側で次のように設定することができます。このように設定する撮影した写真は、古いWindows系ソフトでも扱えるようになります。
(1)設定を開く
(2)「カメラ」をタップする
(3)「フォーマット」をタップする
(4)「互換性優先」にチェックを入れる
.heicファイルを入手したとき.jpgファイルに変換するには次のサイトが利用できます。iPhoneやiPadでは標準の.heic形式で撮影しファイルサイズを小さく抑えておき、.heic形式をサポートしない、古いアプリを使用するときだけ変換するのが合理的です。そのうち古いアプリも.heic形式のファイルをサポートするように変わることを期待して。
30枚まで同時に変換できるそうです。
ホーム画面は一般に数枚のページでできており、左右にスワイプしてホーム画面を変えることができます。相談をうけたスマホでは次のような現象でした。
これは、TalkBackと呼ぶ機能が設定されてしまったためとわかりました。この機能は、目が不自由な方などのために用意された機能です。ホーム画面を変えるには2本指でスワイプする、ボタンをタップするとボタン名を読上げてくれるので、それを聞いて良ければもう一度タップするとアプリが起動するようになっています。
健常者には使いにくく、TalkBackをオフにするには次のようにします。