ソフトウェアを作った会社が、時代の移り変わりでそのソフトウェアのサポートを終了することがあります。ソフトウエアは、作成当時には分からなかった欠陥が後になって見つかることがあります。サポート期間中は、その欠陥をその会社が修復し、セキュリティを維持します。
ところが、サポートされなくなると、悪意のある人がその欠陥を足場に、人に迷惑をかけるソフトウェア(ウィルスとかマルウェア)を作ることが考えられます。つまり、パソコンのセキュリティが脅かされます。サポートされなくなったソフトウェアは使用しないに越したことはありません。
最近サポート終了になったソフトウェア
◆ Windows Essentials 2012 (2017/1/10にサポート終了)
◆ Windows Vista (2017/4/11にサポート終了)
◆ Windows 7 (2020/1/14にサポート終了)
(Windows XPとOffice 2003は2014/4/8にサポート終了)
サポート終了が予定されているソフトウェア
◆ Windows 8.1 (2023/1/10にサポート終了予定)
◆ Windows 10 (2025/10/14にサポート終了予定)
ウィルスやマルウェアは、自分のパソコンが異常になるだけでなく、ネットワークにつながる他のパソコンの利用者に迷惑をかける可能性があります。ウィルスやマルウェアの対策ソフトを動作させておくとともに、サポートが終了したソフトウェアを使わない(インターネトに接続した状態で立ち上げない)ようにすることも大切です。