Windows Liveメールのサポートが2017年1月10日に終了しました。今後、Windows Liveメールを立ち上げるとセキュリティ上の危険にさらされます。このページには、Windows LiveメールからOutlookに切換える(引越しする)手順を書いています。
今後、Windows Liveメールを立ち上げてもメールの送受信が自動的に行われないように設定します。さらに、念のためパソコンの電源を入れたときにWindows Liveメールが立ち上がらないことも確認します。
(A)自動送受信の停止
(1)Windows Liveメールを開く
(2)ツールバーの左端のボタンをクリック
(Windows Liveメール あるいはファイルボタン)
(3)開いたメニューで「オプション」→「メール」と
たどると次の画面が開きます
(4)「起動時にメッセージの送受信を実行する」と
「新着メッセージをチェックする」のチェックを外します。
注1:これでWindows Liveメールを立ち上げても
「送受信」ボタンをクリックしない限りメールサーバーにアクセスしない。
(B)パソコンの電源を入れたとき
パソコンの電源を入れたとき自動的にWindows Liveメールが立ち上がらないことを確認しておきます。(もし、立ち上がるようなら設定を変更して立ち上がらないようにする。)
OfficeのメンバーのOutlookを立ち上げアカウントを設定する。まず、プロバイダー契約をしたときの書類を探し出し、以下を確認する。
● メールアドレス
● メールサーバーのログインのためのパスワード
アカウントの設定の画面で、この2つを入力すれば自動で設定が終わりメールの送受信ができる場合が多い。プロバイダーによっては「手動設定」から受信サーバーや送信サーバーなどの設定が必要になるかもしれない。その場合は、探し出した書類に記載された情報を使って設定する。
注: Outlookの設定については、インターネットにバージョンに
応じた解説がたくさん掲載されている。検索サイトで「Outlook2016 設定」などと検索して調べる。
既定のアプリの変更
Webページにあるリンクをクリックしたとき、メールソフトが立ち上がることがある。このとき立ち上がるソフトをWindows LiveメールからOutlookに変更します。Windows 10のとき、次のように設定します。
(1)左下のスタートをクリックし「設定」をクリック
(2)「システム」をクリック
(3)「既定のアプリ」をクリック
(4)「メール」をクリック
(5)Outlookを選択して画面を閉じる
すでにWindows Liveメールにダウンロードし、メールサーバーには残っていない「過去メール」をどうするか、で2通りの選択肢がある。
(A)今後もWindows Liveメールを使う
過去メールはほとんど見ることはなく、もし必要になたらWindows Liveメールを立ち上げて読むケース。わざわざ、Windows LiveメールからOutlookに移動することもない場合はこの方が楽だ。ただし、過去メールを読むためにWindows Liveメールを立ち上げている期間はセキュリティ面では無防備になる。
(B)過去メールを移動する
過去メールを頻繁に見ることがあれば、WIndows LiveメールにダウンロードしてあるメールをOutlookに移動(転送)しておく方が便利だ。次のようにして転送する。
(1)Outlookを立ち上げておく
(2)Windos Liveメールの左端のボタンをクリック
(3)開いたメニューで「電子メールのエクスポート」→
「電子メールメッセージ」とたどると次の画面が開く
(4)「Microsoft Exchange」をクリックして選択し、
「次へ」をクリックする
(5)開いた画面で「OK]をクリックする
(6)プロファイルの設定画面が表示されたらそのまま
「OK]をクリックする
(7)フォルダーの選択画面が開くので
「すべてフォルダー」が選択されていることを確認して「OK]をクリックすると過去メールがOutlookに転送される。
Windows Liveメールのアドレス帳をOutlookの「連絡先」に転送する。
(1)Windows Liveメールを開き、左下の「アドレス帳」
をクリックする
(2)「エクスポート」をクリックし「カンマ区切り」を
選択する。
(3)エクスポート先のファイル名に“アドレス帳”と
入力し「参照」ボタンで「デスクトップ」を選択して「保存」をクリックする。
(4)「次へ」をクリックすると次の画面が表示される。
「名前」のチェックを外し、「名」と「姓」にチェックを入れる。その他のチェックはそのままにする。
(5)「完了」をクリックするとデスクトップに
ファイルが作成される。
(6)デスクトップに作成された“アドレス帳.csv”ファイル
をダブルクリックするとExcelが立ち上がって開く。
(7)「ファイル」タブの「名前を付けて保存」を
クリックし、開いた画面で「ファイルの種類」で“csv(カンマ区切り)”を選択する。(この操作はファイルの文字コードを変換するためのもの)
(8)「保存」をクリックしてファイルを上書きする。
(9)Outlookを立ち上げる
(10)連絡先(お気に入り)をクリック
(11)「ファイル」タブの「開く/エクスポート」を
クリック
(12)「インポート/エクスポート」をクリック
(13)「他のファイルからのインポート」を選択する
(14)「テキストファイル(カンマ区切り)を選択する
(15)インポート先のフォルダーを「連絡先」にして
インポートする。