シニアにとって、インターネットで買い物ができることはありがたいことです。アマゾンでの買い物の仕方を、パソコンの大きな画面で何度か体験しておくと、スマホでも同じアカウントを使って難なくできるようになります。問題は支払い方法でしょう。最初はコンビニ支払いで、次にはチャージ型ギフト券で支払ったらどうでしょうか。
買い物サイト、アマゾンのページは、Google検索で“アマゾン”を検索するか、次のリンクをクリックします。(ブラウザーの お気に入りバーに登録しておきましょう。)
アマゾンでの買い物について、次の順序で説明しています。興味のある項目をクリックしてご覧ください。
① 商品を選ぶ
アマゾンにアクセスすると、画面の一番上にはたくさんのボタン(リンク)が並んでいます。
アマゾンはスーパーなどのお店と同じです。“商品を選ぶ”ということは買い物かごに入れることです。アマゾンでは“カートに入れる”といいます。
まず、どんな商品があるか見てみましょう。家電を探しますか?本を探しますか?それとも食品ですか?商品の分類をカテゴリーと呼んでいます。図1の①にある「カテゴリー」をクリックしてみましょう。
図2 カテゴリーを選ぶ
たとえば、「スポーツ&アウトドア」を選んでみましょう。商品が表示されるかと期待しましたが、そうではありませんでした。下の図のように、カテゴリーの右にサブ・カテゴリー(小分類)が静かに表示されています。
図3 サブカテゴリーから小分類を選ぶ
ここでは、サブ・カテゴリー(小分類)の「アウトドア」を選んでみます。表示されるたくさんの商品の中からダッチオーブンを見つけ、その1つをクリックしました。商品をクリックすると次のような画面が開きます。
図4 商品を選んでカートに入れる
画面左にある小さな画像(サムネイル)をクリックすると商品の様々な姿や添付品などの写真を見ることができます。検討の結果、この商品に決めたら、画面右にある「カートに入れる」をクリックします。
ここまで、カテゴリーから商品を探してきましたが、商品名や形名が分かっているときは検索窓に入力して右にある虫眼鏡ボタンをクリックして商品を表示させます。
次の画面は、スマホの液晶保護フィルムを購入したいとき、スマホのブランド名zenfone5に続いて空白、そして“フィルム”を入力してアマゾン内を検索する例です。
図5 アマゾン内を検索
気に入った商品をカートに入れると、次の画面の左上、黄色の線で囲ったところに、カートに入れた商品の個数が表示されます。
図6 カートにある商品の数
上の図で右上の黄色い線で囲ったカートをクリックすると次のような画面が開き、カート(買い物かご)の中味を確認できます。(画像をクリックすると大きく表示します。)
図7 カートの中味
このカートの中味を注文するとき、右にある「レジに進む」をクリックします。はじめてアマゾンで買い物するときは ②アカウントを登録するを参照してください。カートに商品を残したまま、アカウントの登録ができます。
図7のカートの中味のうち、返品する物があれば、それぞれの商品の下にある「削除」をクリックします。返品はここだけでなく、レジへ進んでからもできます。
図8 Amazonアカウントを作成
「Amazonアカウントを作成」をクリックして氏名やメールアドレスを登録します。登録が終わると図1の「アカウント&リスト」の上に登録した氏名が表示されます。この状態をアマゾンに「ログインしている」といいます。登録したメールアドレスとパスワードは、しっかりメモしておきましょう。
「アカウント&リスト」にマウスを合わせるとメニューが開きます。その一番下にある「サインアウト」をクリックします。すると、「アカウント&リスト」の上に表示されていたあなたの名前は消えています。この状態を「ログアウトしている」といいます。
アマゾンで買い物をするにはログインします。買い物を終わってもアマゾンを閉じ、再びアマゾンを立ちあげたときにログイン状態になっているようにするには、ログインパスワードを入力する画面で
□ ログインしたままにする
にチェックを入れておきます。
アカウントを登録してから最初にログインするとき、使用しているメールアドレスに届くコードを入力するように求められるので手順に従って手続きしておきます。
アカウントの登録が済んだらログインして買い物を続けましょう。図7のようにカートに入れた2点の商品を買うことにします。図7に赤枠で示す「レジに進む」をクリックします。届け先の登録が済んでいないときは次のような画面が表示されます。
図9 届け先の登録
購入した商品を届ける住所・氏名を登録します。届け先は商品を購入する都度追加登録ができます。自宅に届ける場合は図9の赤枠で示す部分に入力してその下にある「次に進む」をクリックします。
コンビニなどで受け取る場合は赤枠ではなく、その右のフォームに入力します。ただし、商品の大きさなどによっては店頭受取ができないものがあります。
次のような「配送オプション」画面が開きます。
図10 配送オプション
この画面の赤枠で囲った部分(数量の変更・削除)をクリックするとカートに入れた商品ごとに数量を変えたり取り消したりできます。
画面右の「配送オプション」は、「Amazonプライム会員」に入会して最初の1カ月は会費無料で送料が無料になる特典を利用しようというものです。1か月を経過すると会費を納めることになります。
数量の変更がなければ「次に進む」をクリックします。
図11 支払い方法の選択
この画面で、代金引換、コンビニ支払い、クレジットカード、携帯決済、Amazonギフト券から支払い方法を選択できます。
支払い方法を決定したら「注文を確定する」をクリックし、画面指示に従って注文を進めます。( 3.チャージタイプギフト券でコンビニでの支払い方法を説明しています。)
図11の赤い破線で示す部分をクリックすると「ギフト券番号またはコードを入力」と表示されて入力欄が表示されます。
図12 ギフト券のコード入力欄
このことから、チャージタイプギフト券を使うには、買い物の前にギフト券を入手しておく必要があることがわかります。
チャージタイプギフト券は一度アマゾンに組み込めば継続して使用でき、残額が少なくなればコンビニなどから送金してチャージできるものです。ギフト券を使うと残額までの買い物はその場で完了します。コンビニ支払いでは送金しないと注文が完了しないのに比べて大変便利です。残高や利用履歴はリアルタイムで確認できます。
それでは、チャージタイプギフト券はどのように購入するのでしょうか?
カートに入れたものはレジに進むまで残しておくことができます。もし、一旦消したいときは画面右上のカートをクリックして中味を表示させ、図7に示す「削除」をクリックすれば返品できます。
チャージタイプギフト券を購入するにはアマゾンのトップ画面の「ギフト券」から入ります。下の図の中央、黄色い線で囲んだ部分です。
図13 ギフト券を購入する
次のような画面が開きますので赤枠で示す「チャージタイプ」をクリックします。
図14 チャージタイプを選択する
次のような画面が開きますので赤枠で示す「チャージタイプ」をクリックします。
図15 チャージ(入金)する
「チャージ(入金)する」をクリックして表示される画面でチャージする金額を指定します。右端の「1円単位での金額入力欄」に希望の金額を入力できます。
「次へ」をクリックすると、ログインのためのパスワードを求められます。ログインすると次の支払い方法の選択画面が表示されます。
図17 コンビニ支払いを指定
ここでは例としてコンビニ支払いを選択し「次に進む」をクリックします。次の画面が表示されます。
図18 注文内容の確認
この画面でチャージタイプギフト券5000円分を購入することを確認します。「直接アカウントに残高追加」とも記載されており、コンビニからの送金が確認されたらすぐに買い物ができるようです。
右の方に赤枠で示す部分に記載されている、「支払い番号お知らせメール送信」とあります。その上にある「注文を確定する」をクリックすると、まず、注文の確認メールが届き、その次にコンビニで支払う際に必要な「支払い番号」を知らせるメールが届くことがわかります。
それでは「注文を確定する」をクリックしてみましょう。画面は次のように変わります。
図19 注文確定
これでチャージタイプギフト券の注文手続きが終わりました。後は、上の画面の赤枠で示した部分に記載があるように、5分ほど待てばアマゾンンからメールが届きます。
図20 メールによる支払い番号の通知
支払い番号を通知するメール(図20)が届いたら、赤枠で示す2か所の部分に注意します。
この「お支払方法別の手順」のリンクをクリックすると支払いのためのQRコードやコンビニ別の支払い手順が説明されています。印刷してコンビニに持っていき、手順に従って支払います。
支払いを終えるとこのページにはアクセス出来なくなります。
コンビニで支払い、70分ほどでで入金が確認されるようです。確認されるとメールが届き、まもなくギフト券残高が更新されます。
送金した分のギフト券残高になっているかを確かめるには、下の画面の「アカウント&リスト」をクリックします。
図21 お支払方法
「お支払方法」をクリックすると次の画面の様にギフト券残高が表示されています。
図22 ギフト券残高
ギフト券に入金するには上の赤枠内の「ギフト券を購入」をクリックします。現在の残高が表示され、入金手続きができます。
買い物サイト(ショッピングサイト)には、アマゾンの他にもあります。買いたいものが決まっているとき、これらのサイトで価格などを比較して検討してみましょう。アマゾンで買い物ができたら、他のサイトも似たようなものです。