パソコンの3大要素の1つである貯蔵庫(ハードディスク)は、実際には複数個の貯蔵庫で構成されていることがあります。それぞれの貯蔵庫をドライブと呼びます。ドライブはCドライブ,Dドライブ,Eドライブ...と名前が付きます。(AドライブとBドライブは今では使われません。)また、クラウドのOne Driveも広義のドライブの1つです。
Cドライブはパソコンに必須のドライブで、基本ソフト(オペレーティングシステム: OS)がインストールされています。パソコンによってはDドライブを内蔵するものがあります。ノートパソコンでは物理的には1台のハードディスクに論理的なCドライブとDドライブを作成したものが多く見られます。
DVDドライブも貯蔵庫の一種です。ハードディスクは簡単には取り出せませんが、DVDドライブにはDVDディスクなどをセットしてビデオや音楽を楽しむことができます。ブルーレイディスクを読み書きできるBD(ブルーレイディスク)ドライブが組み込まれたパソコンもあります。
Cドライブは一般にハードディスクに作られています。ハードディスクはディスクが回転し読出し・書込みディスクが移動してデータを読み取るため機械的な移動時間が必要です。これを半導体に置きかえたSSD(Solid State Drive)が普及してきました。
ハードディスクのSSD化の記事を参考にしてください。
エクスプローラを開き、左ペインを見ると複数のドライブが並んでいます。次の例ではOneDriveがあり、さらにPCの中にローカルディスク(C)とローカルディスク(D)の2つのドライブが表示されています。
エクスプローラの左ペインでローカルディスク(D)をクリックすると、右ペインにローカルディスク(D)の中身が表示されます。