Lineは家族や友だちとの連絡に、いまでは欠かせないアプリです。不便は感じず使えていますが、さらに便利な機能や使い方が埋もれていそうです。
← 図1 トークルーム
この画面は普通に使っているLineの画面です。この画面を「トークルーム」といい、トークする(talk:話し合う)部屋です。いわば「談話室」です。
赤丸を付けた「< 印」をタップすると「トークルーム」を出たことになります。
← 図2 待合室
「トークルーム」を出ると、他のLine友だちが並んだ画面になります。この画面はいわば「待合室」です。「待合室」にいるLine友だちをタップして「トークルーム」に誘い、会話(トーク)をします。
赤丸を付けた「ホーム」をタップすると別の部屋(ホーム)に入ります。
← 図3 管理人室
ここは「ホーム」です。「ホーム」は、いわば「管理人室」です。管理人はあなたで、一番上にあなたのアカウント名(名前)が表示されています。それをタップすると、あなたのアイコンを変えたり、データ貯蔵庫であるKeepを見たりできます。また、Line友だちを何人か集めてグループを作成できます。
「待合室」に戻るには「トーク」をタップします。
画面の下には現在いる部屋が黒く表示されていることにも注意しましょう。
← 図4 トークの長押し
トークルームでトーク(話)の1つを長押しすると様々なことができます。その中に「Keepに保存」があります。KeepはLineアカウントを持つ人に無料で与えられる1GBのクラウド(貯蔵庫)です。Keepの中を見るには「ホーム」(管理人室)に入ります。
図4にある「コピー」や「転送」も使えそうです。「アナウンス」は、そのトークが常にトークルームの上部に表示されるようになります。
「ノートに保存」の「ノート」は相手も参照できます。特にグループで話題が交錯するとき「ノート」でそれぞれの話題をまとめることができて便利です。Keepは自分しか参照できません。
次の順序で説明しています。興味のある項目をクリックしてご覧ください。
(1)友だちをメールで増やす
(3)写真や動画を投稿する
(4)アルバムでスッキリ
(5)大切な情報はキープに保存
(6)ノートで集中
← 図5 Line友だち一覧(待合室)
「トークルーム」から出ると他のLine友だちが並んだ画面になります。画面下の左端の赤丸を付けた「ホーム」をタップして、遠くにいる友だちをLineに招待してみましょう。
← 図6 友だち追加ボタン
Lineの大元の画面である「ホーム」が開きました。この画面からLineアプリのいろいろな設定ができます。
友だちをLineに招待するには赤丸を付けたボタンをタップします。
← 図7 「招待」ボタン
そばにいる友だちをLine友だちに招待するには「QRコード」や「ふるふる」を使えますが、遠くにいる友だちには「招待」をタップします。
← 図8 招待方法の選択
相手のスマホの電話番号が分かっていればSMSを選択します。ここでは「メールアドレス」を選んでみます。
SMSを選ぶと、相手にLineのURLが届きます。
メールアドレスを選ぶと、相手がパソコンで受信するかもしれずURLと共にQRコードが送信されます。
← 図9 招待者を選択
連絡先アプリに登録されているメールアドレスが表示されます。Line友だちにしたい人の右にある「+招待」をタップします。
← 図10 メールアプリを選択
スマホからメールを出すときに使っているアプリをタップします。ここではGメールアプリを選択しました。
← 図11 送信文の確認
相手に送信するメール文が確認のために表示されます。文章は編集できますので、件名を書き換えたり、Line友だちになって欲しいわけ…などを書き加えることができます。
右上の赤丸を付けた送信ボタンをタップすると相手にメールが送信されます。
← 図12 招待メールが届く
届いたメールの下の方に①URLと②QRコードが記載されています。
スマホでこのメールを受信して招待を受けるときは ①URL をタップします。
パソコンでこのメールを受信して招待を受けるときは ②QRコード をスマホのQRコードアプリで読み取ります。
この画像のQRコードは一部分を表示しています。本来のQRコードは正方形です。
← 図13 QRコードの読み取り
QRコードリーダーで画面に表示されたQRコードを読み取るとURI(URLと同じ意味: Lineにアクセスするアドレス)が表示されます。
メール本文のQRコード画像をQRコードリーダーで読み取れない(URIが表示されない)ことがあります。そのようなときは、メールに添付されたQRコードのファイルをパソコン内に保存したうえでフォトなどで開いて読み取ってみてください。
← 図14 招待画面
QRコードリーダーで読み取ったURIにアクセスすると相手のLineアカウントが表示されます。Lineへの招待を受けるので「トーク」をタップします。
招待を拒否するときは何もアクションしません。
← 図15 「知り合いかも」から追加
相手がLineへの招待を受けると、招待した側の「知り合いかも」に表示されます。
相手のアカウントの右の赤丸を付けた(友達追加)ボタンをタップして、Line友だちに追加します。
← 図16 Line友だちとして追加
「追加」ボタンをタップするとLine友だちの一覧に加わります。
← 図17 Line友だち一覧
Lineでの名前が家族間での通称になっている人とLine友だちになると分かりにくいときがあります。例として❝平塚のじいじ❞は家族でないとわかりません。そのようなとき、分かりやすい表示名に変更できます。本人の名前が変わるわけではありません。
「トークルーム」を出て「ホーム」タブをタップして、変更したい友だちをタップします。
← 図18 Line友だちの名前
鉛筆マークをタップします。
← 図19 新しい名前を保存
分かりやすい名前に変更して「保存」をタップします。これで、相手の表示名がわかりやすくなりました。
← 図20 「カメラ」アイコン
トークルームの下にある「カメラ」アイコンをタップすると写真を撮影できます。
← 図21 「カメラ」で撮影
⑥シャッターをタップすると撮影します。
①の写真は静止画、右の動画を選ぶと動画を撮影できる
②は内側カメラ/外側カメラの切り替え
③は写真サイズ3:4、16:9 の切り替え
④はシャッタータイマー
⑤はフラッシュを使う(A)、使わない(✕)
← 図22 トークルームへ送信
⑧送信 をタップするとトークルームに送信します。
①は撮影をやり直し
②はスマホに保存
③はスタンプ挿入
④は写真の上にフリーハンドで書き込み
⑤は写真の上にキーボードから書き込み
⑥はトリミング
⑦は写真の中の文字を読み取り
← 図23 「画像」アイコン
トークルームの下にある「画像」アイコンをタップします。
← 図24 保存されている写真を選択
①写真を選択し
②送信ボタンをタップします。
複数の写真を選択して送ることができますが、「アルバム」を利用すると見返すときに楽です。
← 図25 「カメラ」アイコン
トークルームの下にある「カメラ」アイコンをタップして動画を投稿できます。
← 図26 動画を撮影
①「動画」をタップして②「シャッター」をタップすると動画の撮影が始まります。
← 図27 撮影中
撮影を中断するときは③「中断」をタップします。再び撮影を開始するときは②「シャッター」をタップします。
④「終了」をタップすると撮影が終わります。
← 図28 「送信」ボタン
⑤「送信」をタップするとトークルームに投稿します。
← 図29 「その他」ボタン
スマホに保存された写真をアルバムに追加するには、トークルームの右上端にある「その他」ボタンをタップします。
← 図30 「アルバム」をタップ
「アルバム」に、すでに作成していればサムネイルが表示されています。新しく作成するときは「アルバム」の文字あるいはサムネイルをタップします。
← 図31 「+」をタップして新規作成
スマホに保存された写真から、新しくアルバムを作るときは右下の + をタップします。
すでに作成されたアルバムの右上にある縦3点ボタンをタップすると、そのアルバムに写真を追加、アルバム名を変更、アルバムをダウンロード、そしてアルバムの削除ができます。
← 図32 写真を選択
アルバムに入れる写真にチェックを入れ、右下の「次へ」をタップします。
← 図33 アルバムの作成
左上の「作成」をタップするとアルバムが作成され、トークルームに投稿されます。
パソコンに保存された写真をアルバムに入れるには、まずパソコンからスマホに写真を転送します。Bluetooth(ブルートゥース)を利用して写真を転送するには ここ を見てください。
← 図34 写真を長押し
トークルームに投稿された写真を長押しすると図25のような画面が表示されます。「アルバムに保存」をタップします。
← 図35 アルバムに入れる写真を選ぶ
アルバムに入れる写真にチェックを入れ下にある「保存」をタップします。保存の右に表示された数字は16枚の写真にチェックを付けアルバムに含めることを示します。
← 図36 アルバムを選択
アルバムをタップします。
ここでは、初めてアルバムを作成しています。すでにアルバムを作っている場合はアルバムを選択して写真を追加できます。
← 図37 アルバムの名前を入力
アルバムに名前を付け、右上の「作成」をタップします。
ここでは「アルバムのテスト」と名付けました。
← 図38 アルバムが作成される
たくさんの写真を選んだときはアルバムの作成に時間がかかります。赤枠の部分に進み具合が表示されます。
← 図39 アルバムが完成
アルバムが完成しました。赤枠の部分をタップしてトークルームに戻ります。
← 図40 トークルームでの表示
トークルームにアルバムが投稿されました。
← 図41 大切なトークの上で長押し
トークルームにメッセージが届くと古いメッセージは上に繰り上がっていきます。大切な情報はメッセージやスタンプに埋もれて、後になって探すのが大変です。
そんなとき、大切な情報の上で長押ししてKeepに保存します。
← 図42 Keepに保存
「Keepに保存」をタップします。
← 図43 複数のトークを保存できる
保存しようとするメッセージにチェックが入っていることを確認して下の「保存」をタップします。これでKeepに保存されました。
1 GBまでのデータを無期限で保存でき、50 GBを超えるデータは30日間保存されます。
← 図44 Keepを見る
保存したメッセージを見るには
トークルームを出て①「ホーム」をタップし、②Keepをタップします。
← 図45 Keepの中味
Keepが開き、先ほど保存した❝5月の講習日❞が見つかります。タップすると全文を確認できます。
この画面には他に4個のメッセージが保存されています。
Keepにはいろいろな友だちとのやり取りを保存できます。
右上の赤丸を付けた+をタップすると新規に「メモ」や「写真・動画」、「ファイル」を保存できます。
「メモ」をタップしてみます。
← 図46 Keepにメモを作成
メモを書込み「保存」をタップします。
Keepには、トークルームから取り込んだデータだけでなく、このようにKeepに作成したデータも保存できます。予めトークする文章を練っておき、タイミングを見てトークルームに投稿できます。
トークルームに投稿するには次のようにします。
← 図47 Keepから投稿する
Keepに作成しておいたメモを開き、右下の「共有」ボタンをタップして投稿先を選んだうえで投稿します。
トークルームで複数のテーマが飛び交うと、話の進行が見えなくなることがあります。そのようなとき、テーマごとにノートを作成し、そのノートの中でテーマに集中してトークすることができます。
← 図48 「ノート」をタップする
トークルームに投稿された①「ノート」をタップするか、②「ノート」ボタンをタップするとノートが開きます。
トークルームに投稿されたノートの左下に「ノート」と記されています。
← 図49 「ノート」を開く
図39の「ノート」ボタンをタップしたときには①「ノート」タブをタップします。
ノートの下にある②「トーク」ボタンをタップすると、このノートについて投稿されたコメントを読めます。
新規にノートを作成するには③+をタップします。
← 図50 コメントを読む・投稿する
投稿されているコメントを読むことができます。画面の下部にある入力欄にコメントを書いて赤丸を付けた「投稿」ボタンをタップするとノート内のコメントとして並びます。
このように、ノート内でコメントしあうことで、トークルームがスッキリします。慣れるまでには少しかかるでしょうが。